作業メモ - macOS Sequoiaに予定外のアップグレード
Mac mini 2018にBoot Campをインストールしたついでに、 マシン電源オンのときにオプションキーを押しながら起動ディスクを選択できるか試した。 今使っているキーボードでは、ALTキーが効かなかったみたいでそのまま通常起動してしまった。
そこで、⌘+Rキー(Winキー+R)でMacOS復旧を起動した。 メニューから起動ディスクの選択を行ったところ、「BOOTCAMP」を選ぶことができた。
ALTキーが電源オン時に効かないPCキーボードを使っている場合は、これでうまくいくと安心していたところ、Windows 10からmacOS Venturaに戻ってくるときに次のエラーが出てマックが起動しなくなった。
(起動修復アシスタント)「この起動ディスクを検証するにはインターネットに接続する必要があります。インターネットに接続するか、別の起動ディスクを選択してください。」※A
ここで選べる項目は、「起動ディスク」と「やり直す」
「起動ディスク」で、Venturaを指定すると同じ※Aのエラーの繰り返しで、BOOTCAMPを指定するとWindows 10は正常に起動する。
「やり直す」の場合は、同じ※Aのエラーの繰り返しだった。Wi-FiはそのままでLANケーブルを接続すると再起動を繰り返すようになった。15回同じ再起動が続いたのでLANケーブルを抜いてWi-Fiだけに戻すと※Aのエラーメッセージで止まってしまう。
- アップルマークが出てあと、進捗バーが少しだけ進んですぐに止まってしまう。また、ヒュンという風切音がする。
- つないでいるモニターとキーボードとマウスは1つずつにした。
- ACケーブルを抜いて少し時間を置いて試しても変わらず。
- MacOS復旧からSafariを起動すると表示がおかしい。最初のローカルドキュメントが出ない。リーダー表示にすると一瞬表示されてすぐ消える。GoogleやAppleのサイトも表示がおかしい。バージョンは16だった。
- MacOS復旧からディスクユーティリティでFirstAidをかけてもボリュームの異常は見つからなかった。
起動ディスクの検証を省略すればスキップされるのではないかと考えて、MacOS復旧から「起動セキュリティユーティリティ」を起動して、セキュリティ設定を「高」から「中」に変更した。すると、「再インストールする必要があります」というエラーに変わった。
次にセキュリティ設定を「なし」にした。すると、「問題が起きたためコンピュータを再起動しました。〜 いずれかのキーを押すか、数秒間そのままお待ちください。」という黒地に白文字のメッセージ画面が出て、再起動の繰り返しになってしまった。そして、円に斜線が入ったマークの画面が出て止まった。
起動ボリュームが使用できなくなってしまったようなので、OSの再インストールをすることにした。しかし、MacOS復旧から「macOS Venturaを再インストール」を選択してインストール先にMacintosh HDを指定すると、「com.apple.Buildinfo.preflight.errorエラー21」のエラーになる。ちなみにBOOTCAMPを指定すると「このディスクはロックされています。」となる。
そこでALTキーが効くFILCOのキーボードを押入れから出してきて、Option+⌘+Rでインターネット復旧を試すと、「macOS Sequoiaを再インストール」が選べるようになったので実行した。ちなみにBOOTCAMPはインストール先の選択肢として表示されなかった。
Sequoiaのインストールは1時間ちょっとで完了した。データ、アプリおよび設定は引き継がれた。
いずれ最新OSにしようと思っていたので結果オーライだったが予想外のトラブルで焦った。
(その後、⌘+RでMacOS復旧からSafariを起動するとバージョンは18.1.1になっていた。ローカルのガイドドキュメントも表示され、インターネットのサイトも正常に表示された。)